FC2ブログ

Heart beat (鼓動)

スタイリッシュな日本酒セレクトショップ「酒乃矢 稀八」の日々

ひやおろし 1


         本日 9月12日の火曜日です、

         明日は当店水曜定休日となります。


         全米大学フットボールに関した素晴らしい記事が載っていたので

         ここに、コピーします。


         全米大学フットボールの2017年シーズンが始まっている。
         南カリフォルニア大(USC)はAP通信ランクの6位。
         開幕から2試合を終えて順調に白星を2つ並べた。
         いや、それで注目しているわけではない。もっと目を向けてほしい“物語”がこのチームにはある。

         USCは開幕戦のウエスタン・ミシガン大戦でロング・スナッパーの
         ジェイク・オルソン(2年)を起用。
         場面はインターセプトからTDを奪って48―31とした第4Qの残り3分11秒だった。
         ご存じの通り、アメリカン・フットボールではTDのあとに
         PAT(ポイント・アフター・タッチダウン)というシチュエーションが巡ってくる。
         パスかランで再度相手のエンドゾーンに侵入すれば2点、キックなら1点が追加される。
         すでに大勢は決していたこの場面でフィールドに登場したのが20歳のオルソンだった。

         ロング・スナッパーは本来オフェンスラインのセンターが陣取る位置に立つ。
         役割は背後にいるホールダーを務める選手にボールをスナップし、キッカーにボールを蹴らせること。
         ただしオルソンは1メートル91という恵まれたサイズを持ちながら、
         なかなか出場機会には恵まれなかった。

         理由は明白。なぜなら彼は眼球を2つとも失っているからである。

         網膜芽細胞腫。彼はこの病気のために生後10カ月で左目の眼球摘出手術を受けた。
         眼球内に発生する悪性腫瘍。患者の10~30%が両眼性と言われ、
         12歳のとき、右目の眼球も失った。
         その時、大のUSCファン。
         最後の願いは「トロージャンズ(USCのニックネーム)の練習を間近で見たい」だった。

         当時のピート・キャロル監督(現NFLシーホークス監督)はジェイク少年に手をさしのべた。
         手術前日の夜間練習を見学。眼球を失っても、その光景は脳裏に強く刻まれた。

         それから8年。「それでもフットボールをやりたい」とオルソンは自分の夢を捨てなかった。
         ケベックという名前の盲導犬を連れて授業に行き、ジムで汗を流し、
         チームメートたちの助けを借りて練習を重ねた。ロング・スナッパーといってもラインマンの1人。
         だから体重も18キロ増やした。

         そして9月2日。ついにその時がやってくる。第3Qまで21―21。
         出番はないかと思われた。ところが第4Qに入ってUSCは猛攻。みるみる点差は開いていった。
         ここでチームを率いるUSCのクレイ・ヘルトン監督が背番号61のロング・スナッパーに
         「準備はできているか?さあ、おまえのプレーをやってこい!」と声をかけた。

         練習からつきっきりで面倒を見ているホールダーのワイアット・シュミット(2年)の肩に手を添えて
         オルソンはスナップする場所まで歩を進めた。
         その時、ヘルトン監督はウエスタン・ミシガン大のティム・レスター監督にアイコンタクト。
         それは「よろしく頼みます」と語っているかのようだった。
         通常ならディフェンスのラインマンが圧力をかける場面。
         しかしボールの位置を声を出して教えた審判も含め、フィールドにいた全員がオルソンを支えた。

         敵将はフィールドにいた自軍の選手に「いいか、彼(オルソン)に触れるんじゃない!
         君らは今、フットボールよりもはるかに大事なことをやろうとしているんだ」と指示。
         スポーツの試合で手加減することは論外なのかもしれないが、この日はみんな同じチームにいた。
         少なくとも私にはそう思えた。

         オルソンがスナップしたボールは十二分なスピンを得て8ヤード先にいたシュミットの手元に届く。
         練習通りだった。中腰のシュミットがすぐにボールを立てると、
         キッカー、チュース・マグラス(1年)が右足を振り抜く。楕円形のボールはポストの間を通過。
         その瞬間、USCに1点がもたらされた。

         オルソンは「フィールドに立ちたかった。だから一生忘れない瞬間になった。
         信じられないよ」と感無量の面持ち。
         スタンドで見守っていた母シンディーさんも「思わず叫んで跳び上がってしまいました。
         ジェイクが夢を叶えたんですから…」と声を詰まらせた。

         その方が無難な人生を歩めるとでも脳が勝手に思うからなのか、人間はすぐに可能性を否定する。
         言い訳を作りたがる。その一方で、信念と熱意に満たされた夢と希望はなにかしら形になって現れる。

         ジェイク・オルソンが勝ち取った1点。その1点は多くの人の心を揺り動かした。
         あの時、練習を見学させたキャロル前監督は「涙が止まらなかった」と号泣。
         そのプレーはUSCが所属するパック12カンファレンス・スペシャルチーム部門の
         週間最優秀賞に選ばれた。

         ロサンゼルス・タイムズ紙のビル・プラシュキー記者が紹介したオルソンのコメントが印象的だった。
         「神様のやっていることが見えないなら、私はその人こそが盲目だと思う」…。

         私もキャロル前監督と同じだ。拍手をする前に涙が出た。
         なんという大きな1点なのだろう?多くの仲間とケベックに助けられてのスペシャルプレー。
         実に美しい瞬間だった。 

         文 【高柳昌弥のスポーツ・イン・USA】より


         この話を読んで声が出なかった

         何も成し遂げていないのに大口を叩く若者が多い現代

         純粋なまま生きる事が如何に素晴らしい事かと考えさせられる。




          29hitaoroshi1.jpg


ココ注目
皆様ココ押して下さい押して頂くとランキングに反映されますので。
   にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
にほんブログ村   どうぞ宜しくお願い致します  

 
スポンサーサイト



0 Comments

Leave a comment